スリランカの紅茶栽培の歴史は1867年から。2017年、スリランカで紅茶業が始まって150周年となりました。

1866年コーヒー栽培の助手としてスコットランドからやってきたジェームス・テイラーは、紅茶栽培の試験を始めました。
1867年ペラデニヤ植物園からもらった茶の樹の種をルーラコンデラ農園の20エーカー(8ヘクタール)の土地に植えて栽培を開始しました。
1872年その後ルーラコンデラ農園に最初の製茶工場を作り、製茶された紅茶はキャンディで販売を開始されました。
1873年セイロンからロンドンの市場に初めて10kgのお茶が送られました。
1883年コロンボ商工会議所の支援によって、初めてのティーオークションがコロンボでおこなわれました。
1894年セイロンティーの輸出業組合が発足しました。
1967年紅茶業100周年。当時のセイロンティーはイギリスの紅茶ブランドとして世界に流通していました。
1972年国名がセイロンからスリランカになりましたが、紅茶の名前は「 セイロンティー」というブランドとして引き継がれることになりました。
2017年紅茶業150周年。現在はスリランカ独自の紅茶ブランドも世界130 ヶ国以上に供給されており、イギリスやその他の国のブランドとともに、薫り豊かなセイロンティーが世界市場でご愛飲いただいております。